【考察】dropbooksが閉鎖した理由


「閉鎖しました」

dropbooksは2019年に閉鎖しました。

今回はそんなdropbooksが閉鎖した理由を考察します。

dropbooksの代替サービスは下記の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

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【最新版】dropbooks(ドロップブックス)が閉鎖。代替サービスを紹介!

運営サイドからの声明はなし

dropbooksが閉鎖した理由に関して、dropbooksの運営サイドからの声明や公表は特にありません。

そのためdropbooksが閉鎖した理由に関しては推測(考察)するしかありません。

以下はその考察です。

考察1. 違法漫画サイトの捜査や摘発が強化されているため

冒頭でも触れましたが、dropbooksが閉鎖したのは2019年です。

そしてその頃から、国内・国外問わず違法漫画サイトの捜査や摘発が強化されています。

例を挙げると、国内では大手違法漫画サイト「はるか夢の址」の運営者は2017年に逮捕されて2019年に実刑判決を受けていますし、国外では大手エロ漫画サイトの「exhentai」も(運営が厳しくなってきたという理由で)2019年に閉鎖したりしています。

dropbooksもこの違法漫画サイトに分類されます。

個人的な印象としては、2017年~2018年頃、「漫画村」が大手メディアも含めて話題になってきた辺りから、捜査や摘発が特に厳しくなってきた印象です。漫画村を運営していた星野ロミも2019年にフィリピンでしっかり摘発されています)。

※また、政府(文化庁等)も違法漫画サイトのような海賊版サイトの対策強化を進めている側面もあります。映画や音楽だけでなく、漫画のダウンロード違法化を進めるなど。

※(漫画に対する)文化庁のダウンロード違法化案

【引用】
著作権侵害物が写り込む「スクショ」はOK。文化庁が転換 | ハフポスト

こういった捜査・摘発が厳しくなってきている背景から、dropbooksの運営が難しくなって閉鎖したのではないかというのが考察の一つです。

考察2. 運営者が摘発されたため

「運営者が摘発されたからではないか」というのがもう一つの考察です。

表に出ていないので確定情報ではありませんが、漫画村の運営者もdropbooksの運営者も星野ロミだったという情報があります。

もしdropbooksの運営者が星野ロミだった場合、dropbooksが閉鎖した2019年上旬頃には捜査機関にマークされており、運営は難しい状況だったとも考えられます。また、2019年7月にはフィリピンの国際空港で拘束されて逮捕されています(空港で拘束されているあたり、国外逃亡だったのでしょうかね)。

もしdropbooksの運営者が星野ロミでなかったとしても、先に考察したように捜査・摘発は強化されているので、運営者が人知れず摘発されている可能性は十分にあると思います。

考察3. 運営に飽きたため

これまで書いた内容は全く関係なく、ただ「運営に飽きた」というのも一つの理由としては考えられます。

実際のところ「なぜ閉鎖したのか」は運営者サイドにしか分かりませんからね。

以上、dropbooksが閉鎖した理由の考察でした。

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